引っ越し先で新しく始めたバイト先は
奇遇にも!天音と同じ店だったのだ。
ああしかし、アニメショップと一緒の
ビル内っつーだけで選んだその店が
執事喫茶とかゆーアレだったとは。

天音と執事さんは女の子たちからの
人気を二分してるが、オレはひたすら
皿を洗う日々だ。つーか執事さん、
アンタ本職なのに何やってんスか。

そんなある日、オレは
磨きこまれた床ですっころび
バイトを終えて着替えていた天音の乳を
鷲掴んでしまったのだ。

うわあぁぁ。やわらけえ。
やっぱやわらけえ。

まちがいじゃなかった。
天音は結希ちゃんだ。
オレの好きだった、そして
今も好きな
結希ちゃんだッ。
そうだ、己の気持ちに
嘘をついちゃいけない!
オレよ、獣になるのだ!

ゆ、結希ちゃん…!!

だしッ。

「ぎゅう」

−−−その途端首筋に衝撃を感じ、
オレの意識はブラックアウトした。

「坊っちゃま、お気になさらず。
 ただいま何処かに捨ててまいります」
「ん?…うん」
まえ     もどる つぎ

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